2015年 ボランティア講座 10日目「点訳体験」★
2015年 08月 07日
とうとう最終日の10日目、点訳体験講座です!
今日はいきなり涼しくなり、24℃
6名の方が参加してくれました!
講師は、室蘭市点訳赤十字奉仕団
委員長の對馬 克子さん、弘瀬 瑠美子さん、斉藤 千賀子さんです
点訳とは…
視力障害者のため、依頼のあった本・広報誌などを、
点字に直すことを言います。
紙に凹凸ができるため、点字の図書はもともとの本より
とても厚さができます。
今日は、点字のしくみを学び、実際に打ってみました
点字は、6つの点だけで文字を表します。
なんと、日本語だけでなく、英語や数字なども表せます!
普段私たちが使っている言葉は、ひらがな・漢字・カタカナが混じっていますが、
点字では、すべてひらがなで示します。
そのため、点字独自のルールで文章を区切ることも必要です。
では、点字器具を使って、実際に打ってみましょう!
一つでも間違うと、全く違う意味になってしまうので、
慎重に打っていきます。
実際の点字図書は、何度もチェックを重ねてから
完成します。
ふだん、私たちが目にする様々なものにも、点字がついています。
たとえば、お酒の缶の飲み口には点字で「おさけ」と書いてあります。
間違って飲んでしまうと大変なので、分かるようにしてあるんですね
これで、10日間のボランティア講座はすべて終了です
講座を通して、新しい発見や、仲間ができたり、
ボランティア団体に興味を持ってくれた方がいれば、
とても嬉しく思います
受講してくれた皆さん、
ボランティアで協力してくれた講師のみなさん、
講座の運営とお手伝いを引き受けてくれた
室蘭市ボランティア・アドバイザーの会のみなさん、
どうもありがとうございました
(かめ子)